一般のご家庭で理想的な置き場所は玄関です。
玄関に置いた際、注意していただきたい事は、冬場の夜間での温度低下(10℃以下になる場合)と、直射日光です。
一番お花が喜ぶ温度『18℃〜25℃』常時、この温度を保たれるのが最高の状態です。
ぎりぎり耐えられる温度は『8℃以上32℃以下』この温度は胡蝶蘭がどうにか生きられる温度です。
お花が咲いているときは温度が低い方が長くお花を楽しむことができます。温度が高ければ高いほど開花している期間が短くなります。
※1日の温度変化が少ない場所が1番好ましいです。
基本的に日本の気候であればほとんど調節する必要はありません。
ただし冬場の暖房が効いている室内の場合は乾燥し過ぎてしまい、花が傷んでしまう事があります。(理想は40%以上です)
※注意:加湿器などで湿度を調節される場合は花に直接かけることは避けてください!(花染みの原因になります)
基本的に直射日光は必要ありません。
一般的にはレースのカーテン越しの太陽光が良いと言われていますが基本的な生活レベルの光でかまいません!
胡蝶蘭は光が強すぎてもだめになってしまいます。間接的に太陽光が当たる場所が理想です。
※目安は影ができるかできないかの程度です。
1株ずつたっぷり(株全体にしみわたるぐらい)かけてください! 水コケの下の株元を手で触って頂き、乾いていなければ大丈夫です。受け皿の上に鉢を置いても構いませんが、受け皿にお水はためないでください。(根ぐされの原因となります)
March-April 3月から4月 |
May-September 5月から9月 |
October-November 10月から11月 |
December-February 12月から2月 |
15日に一回程度 | 10日に一回程度 | 15日に一回程度 | 20日に一回程度 |
※12月〜2月はたっぷりではなく1株あたり100ccぐらいにしてください。基本的には肥料は必要ありません。(水道水に含まれている微量な栄養分のみで充分成長します。)もしも肥料を与える場合は春から夏にかけて1〜2月に1度、秋から冬は必要ありません。
一般的には株から3節目を切るなどと言われますが、切らない方が咲きやすいです!
切ってしまうと、切ったところに花が咲く可能性があった場合、その部分も失ってしまうことになります。
基本的に枯れてしまった部分以外はそのままにしておくことをおすすめします。
温度、湿度、光、水かけなどは花が咲いている時の管理と同じです。
基本的にお花が終わった後、1〜2年は、そのままの状態(鉢に入れたまま)が良いです。
もし植え替えされる場合は、ビニールポットから外して、全く釉薬の塗っていない素焼きの鉢に入れてください。その際黒くなってしまっている根があれば切ってください。水ゴケは株元にたっぷり入れてあげるとよいです。
※水やりはお花の咲いている時期と変わりありません。
株さえ生き続けていれば1年のうちでどこか必ず花が咲く可能性がありますのであきらめないでください!
基本的に肥料はあげない方が咲きやすいです。
花が一番咲きやすい温度帯は18℃〜24℃です!
(秋から冬に花芽が出て春に咲く場合が1番多いです)
太陽光(直射日光)はほとんど必要ありません!基本的な生活レベルの光で構いません。
※暗すぎても芽は伸びません。
基本的に胡蝶蘭は、過剰肥料、過剰な光などをあまり与え過ぎないほうが長持ちします。